hachidoriの導入事例

アイペット損害保険株式会社様

CASE 007

アイペット損害保険株式会社 マーケティング統括部 吉村様と小畠様

ペット専門の損害保険業を行っているアイペット損害保険株式会社様。自社の開発リソースをもとに、hachidoriをフルに活用して様々な取り組みをされています。
本日は、hachidoriを選んだ理由や活用方法について、マーケティング統括部の吉村さまと小畠さまにお話を伺いました。

hachidor御社の事業内容を教えてください。
(吉村様)ペット専門の損害保険事業を主に行っています。
(吉村様)ペットが家族の一員として捉えられる「家族化」が進んでいる中、保険のお申込み数も非常に増えてきています。この流れを受けて他の会社さんも業界に参入してきているため、差別化のためにはお客様との接点を増やし、保険の利用イメージなどをしっかり持っていただいた上でお客様の希望に合う保険を選んでいただけるようにすることが大切だと思っています。
hachidor今回、LINEならびにチャットボットを導入いただいた背景・目的を教えてください。
(吉村様)これまでは主に、ペットショップやWEBチャネルからの新規顧客の獲得に力を入れていましたが、今後は新規獲得だけではなく、既存ご契約者様の継続率の向上にむけた施策をしっかりと行いたいと考え、そのコミュニケーション手段としてLINEが活用できると考え、導入しました。
(吉村様)また、ご契約者さまとの接点強化と同時に検討をしていたのが、保険申込みにおけるLINE活用です。実際申込みが増えれば増えるほどサポート工数が増えるという悩みもあり、それを効率化したいという要望もありました。たとえば弊社だと、申込み時にペットの写真が必要なのですが、その登録がないと、結果的に契約が成立しないんです。成立する・しないで会社の収益にも影響しますし、「写真を送ってほしい」というフォローのためのアクションを実施するのは非常に工数がかかるという問題もありました。
(小畠様)こうした問題を解決する手段の1つとしてLINEビジネスコネクトを導入しました。より多くのお客様にアプローチするためにも、LINEという巨大なプラットフォームに乗るのは必然的な流れでした。導入当初はキーワード応答やプッシュメッセージなどのシンプルな機能のみを利用していたのですが、今後の展望も踏まえて、きめ細やかな接客の実現、そして機能の充実を図るべく、チャットボットの導入を決めました。
hachidor数あるチャットボットの中で、hachidoriを選んでいただいた理由を教えてください。
(吉村様)hachidoriのデフォルト機能が幅広く今後の活用イメージが持てたことが導入の決め手でしたhachidori導入以前に他のツールを使っており、そちらと併用することも検討しましたが、機能を比較した結果、hachidoriのみでカバーができることがわかったため、単体で利用することにしました。
(小畠様)弊社は社内にある程度の開発リソースを持っているため、APIを利用して自社データとの連携がしやすく、広範な使い方ができる点が大きな魅力でした。
また一方で、複雑な設定をノンプログラミングで実装できることもポイントです。実際にLINE上での保険料見積もり機能はほとんどを非エンジニアで実装しました。エンジニアの開発リソースを気にせず開発・改善のサイクルを回すことができるので、よりスピーディーに施策を実現できていると思います。
hachidor実際にhachidoriを用いて何を行っていますか?
(吉村様)LINE上での保険料見積もり、おすすめ商品の診断、商品詳細遷移や資料請求などのコンテンツを搭載しています。見積りや診断にはチャットボットを使っていて、回答を進めていくと最終的にお客様に合った情報が返されるようになっています。
(吉村様)hachidoriを利用する中で特に重宝しているのは、アイペットのLINE公式アカウントの友だちではなくても電話番号をもとにご契約者様にLINEを送れる「通知メッセージ(※1)」です。
(吉村様)現在は、先ほどの写真不備があった際に通知メッセージ機能を利用しており、「写真の登録がないと契約が成立せず、補償開始が遅れてしまいます」という内容のLINEを送っています。LINEは多くのご契約者様が使っているSNSですし、LINE公式アカウントからメッセージが届くので安心感もあると思います。SMS(ショートメッセージサービス)を利用していた時に比べて、写真不備起因の契約不成立は約80%削減(解消)されており、通知手段として非常に有効だと考えております。
(吉村様)全社として、これまでSMSで行っていたご契約者様に対する重要連絡を徐々にLINEに移行しつつある状況下で契約不成立を解消できる率が高いことに加えて、SMSだと1通12?13円かかるところがLINEだと1通数円程度で送れるため、コスト面でもメリットが大きいです。
hachidorhachidoriを導入してみての感想はいかがですか?
(吉村様)開発のスピード感が非常に良いです。「これやりたいな」とお願いしたことを内容によっては1ヶ月、長くでも2、3ヶ月で開発いただけるのは非常にありがたいです。
(吉村様)また、サポート体制も素晴らしいです。カスタマーサクセス(CS)の方は常にすぐ・丁寧に対応いただけるので、私のような非エンジニアにとって心強い存在です。エンジニアではないので、やはりわからない部分も多い中、こと細かな返信をいただけるので助かっています。私のような非エンジニアでもチャットボットが作成できるのはとにかく大きなポイントですね。

※1 「通知メッセージ」はLINE株式会社が提供する、企業からの利便性の高い通知を企業のLINE公式アカウントから受け取ることができる機能です。本機能の利用に同意することで、個別のアカウントを友だち追加することなく、簡単に通知メッセージを受け取ることが可能になります。対象はLINE株式会社がユーザーにとって有用かつ適切であると判断したものに限定され、広告目的のものは配信されません。
※「通知メッセージ」に関して詳しく確認したい場合は、こちらをご参照ください。
※「通知メッセージ」の受信設定を確認・変更したい場合は、こちらをご参照ください。

hachidorチャットボット導入で社内に何か影響はありましたか?
(小畠様)「通知メッセージ」のリリース以降、社内におけるLINEの認知度も高まっており、「これLINEでできない?」といった相談も多く受けるようになっています。業務効率の改善、生産性向上という観点でも非常に良い取り組みだと思っています。
hachidor将来hachidoriを使ってどんなことをしていきたいですか?
(吉村様)hachidori導入目的でもある、既存ご契約者様の継続率向上施策を強化していきたいですね。LINEで保険金請求ができる機能の実装や、保険証券の有効性確認、利用状況の確認等がLINEでできるように機能を充実させていきたいです。
hachidor最後に、導入に迷っていらっしゃる会社さんに一言お願いします!
(吉村様)会社がもっているプラットフォームやシステムと連携してLINEを使ってやってみたいことがたくさんある場合、連携がスムーズかつ、基本機能が十分にある会社さんを利用した方が可能性は広がるので良いと思います。その意味でhachidoriはおすすめです。
(吉村様)また、hachidoriの強みである非エンジニアでも仕組みを作れるという点、「ここまで私がやるから、この難しい部分はエンジニアにお願い」といった、会社のリソースを分散できることはスピードの向上につながり、とても良いことだと考えています。
hachidoriに変更して実現できる幅が格段に広がり、毎月新しい事が実装できています。

実際にhachidoriをご利用いただいているお客様がどのようにチャットボットを活用されているのか、導入していただいている企業様の実際の使い方やサイトでは掲載しきれない事例、インタビューをまとめた事例集をご用意しましたので、ぜひご一読ください。

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