“Sport for Everyone”社会の実現を目指し、「実践型のスポーツ政策シンクタンク」としてお取り組みをされている公益団法人笹川スポーツ財団様。
本日は、LINE公式アカウントにおける施策やLINE広告について、研究調査グループ スポーツ政策研究所の小淵様と清水様にお話を伺いました。
笹川スポーツ財団(SSF)は、「誰でも・どこでも・いつでも」スポーツに親しみ、スポーツを通じてより良い生活環境が形成され、誰もが幸福を感じられる社会づくり“「Sport for Everyone社会」”の実現を使命として活動しているシンクタンクです。
調査・研究で培った知見を基に自治体やスポーツ組織、企業、教育機関等と連携してスポーツ振興に向けた様々な取り組みを行っており、今回LINEを活用させていただいた『おうちチャレンジデー(通称「うちチャレ」)』もそうした取り組みの1つです。
毎年5月の最終水曜日に、全国300万人規模の住民総参加型スポーツイベントである「チャレンジデー」を自治体と協力して開催していたのですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止せざる得なくなってしまいました。
そうした自粛環境下で、住民の運動不足が課題になっているとの情報が協力自治体から寄せられ、私どもの調査でも明らかになったことから、感染リスクの少ない家庭内で気軽に運動できるコンテンツ配信型の『うちチャレ』を実施開催することとなりました。その参加報告のためのツールとして、日本で最も普及しているLINEを選択しました。
私たちが普段お付き合いしているのは自治体の担当者さん方で、住民の方々との直接の接点はあまりありませんでした。そこで、『うちチャレ』を新たな機会と捉えて、どのような方々が実際に参加されるのか、把握・分析できないかと考え、チャットボットの導入に思い至りました。
加えて、個々人とのインタラクティブなコミュニケーションの可能性も追及できないかな、と欲張った相談をLINE本社にしたところ、「LINEをうまく使いながらチャレンジデーの個人にアプローチするならhachidoriに相談するといいよ」とご紹介いただきました。
打ち合わせを重ねる中で、hachidoriであれば私たちが実現したいことができる!と確信し、お願いすることに決めました。
大きく分けて2つあります。①友だち登録時に居住地などを聞くアンケートの構築と、②参加報告の仕組みの構築です。
①ではイメージマップ機能を活用し、国内の1,791ある自治体から簡単にお住まいの地域を選択して登録できるようにしました。
②ではリッチメニューを活用し、『うちチャレ』へ参加報告をするとスタンプカードにスタンプが押されたように見える作りにしました。進捗を可視化することで、参加者のモチベーションアップに繋げることを意図しています。
『SSFチャレンジデー』LINE公式アカウントは10月から本格始動したばかりだったことや、例年のチャレンジデーは自治体が周知・広報の主体となっていたため、私どもからLINEを利用する個人に直接かつ量的にリーチする必要があると判断してCPFを選択しました。
CPFでの友だち獲得後の流れとしては、プッシュ配信で『うちチャレ』への参加を促す形を取りました。
私たちとしてもCPFは初めての経験で、正解がわからない状況でした。
hachidoriの担当者は事前に成果のシミュレーションを伝えてくださったほか、デイリーでの数値分析・管理、ご自身の経験則に基づいたご提案をいただけました。
※広告代理店・事業会社出身のwebマーケターチームが運用を行っております。
広告を始めたらそれで終わり、ではなく、デイリーで成果を共有していただき、バナーの入れ替えなどの細かい施策も適宜提案をいただくことができ、社内で随時納得しながら想定した結果に辿り着くことができたので、とても感謝しています。
数値面でも、実は10月には別種類の広告を出稿していたのですが、結果としてCPFの方がはるかに友だち数を多く獲得できたので満足です。
※hachidori独自の離脱ポップアップツールも採用いただき、こちらからも友達追加を支援させていただきました!
実際にhachidoriをご利用いただいているお客様がどのようにチャットボットを活用されているのか、導入していただいている企業様の実際の使い方やサイトでは掲載しきれない事例、インタビューをまとめた事例集をご用意しましたので、ぜひご一読ください。